有村智恵、ミラクルにも「浮かれないようにしたい」

2011年07月15日19時05分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 有村　智恵 -7
2 表　純子 -5
K・スーヨン -5
酒井　美紀 -5
森田　理香子 -5
横峯　さくら -5
米山　みどり -5
8 O・サタヤ -4
佐伯　三貴 -4
ソン・ボベ -4


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＜スタンレーレディス　初日◇15日◇東名カントリークラブ(6,500ヤード・パー72)＞

　静岡県にある東名カントリークラブで開幕した、国内女子ツアー「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の初日。有村智恵がアルバトロスとホールインワンを同ラウンドでマークする史上初の快挙を達成。神がかり的なラウンドに有村自身も「ちょっと怖かった」と語るように誰もが驚きを隠せなかった。

　まず、最初は8番パー5。残り約190ヤードのセカンドはピン手前5メートルからコロがってそのままカップに吸い込まれた。09年の「フジサンケイレディス」で達成して以来、自身2度目のビッグプレーに喜びを爆発させた有村。しかし、これだけでは終わらない。圧巻は4アンダーで迎えた16番パー3だ。8番アイアンで放ったティショットは、思い通りの軌道を描きカップイン。ツアーでは初ホールインワンは、アルバトロスと同日達成という一生忘れられないものとなった。

　8番セカンドは「勢いで入ったのではなく、しっかりとコントロールしていけたショット」、16番ティショットも「完璧なショットでした」と共に狙い通りの一撃。出会い頭ではないショットに納得の表情だ。しかし、この2ホールで5アンダーとしているにも関わらずスコアは7アンダー。もっと伸ばせたのではないかという思いも強い。

　「ロングホールはいい攻め方を出来ているが、短いミドルではボギーも叩いてチャンスを作れていない」と反省すると共に「浮かれないようにしたいし、最終日を終わって素直に喜べるような結果でありたい」と明日以降に向けて気を引き締めていた。

【初日の結果】
1位：有村智恵(-7)
2位T：酒井美紀(-5)
2位T：米山みどり(-5)
2位T：カン・スーヨン(-5)
2位T：森田理香子(-5)
2位T：横峯さくら(-5)
2位T：表純子(-5)
8位T：佐伯三貴(-4)
8位T：藤本麻子(-4)他4名